2022-05-14
日本時間5月15日未明、リーグアン第37節が行われた。マルセイユはUEFA準決勝を終え、ようやく1週間の完全休養に入り、対戦相手のレンヌは週半ばにリーグアンバイとなった。 そして、ナントにも敗れたことで、士気と体力の面でマルセイユに軍配が上がった。
レンヌ vs マルセイユ
ナントはフランスカップの新チャンピオンだが、前節はレンヌに軍配が上がった。 何しろレンヌは今シーズンのリーグ1でずっと強く、攻撃も守備もずっときれいなスタッツを持っているし、ナントはカップ戦の後に短い休みがあり、フィジカル面での不利は非常に明白だったのである。 しかし、このタイトルによる精神的な高揚は、体力と気力の不足を補うには至らず、結局、ナントがレンヌのチャンピオンズリーグへの望みに大きな打撃を与えることとなった。

サッカーユニフォーム
一方、レンヌの得点王テリエは得点ランキングでムバッペとの差を縮め続けることはできなかったが、左サイドからのインサイドアウトの突破で相手に脅威を与え、レンヌの先制点はテリエのサイドからの突破で混乱を起こした後にMFが踏み込んで生まれたものだった。 この試合でもムバッペを追い込んでいくだろう。
リーグ戦も残り2戦となり、チャンピオンズリーグのグループステージに直接出場するためには、8連勝中のモナコが背後に迫り、前節リヨンに0-3で敗れたマルセイユはますます厳しい状況に立たされている。 中堅チームである彼らは、これまでUEFAヨーロッパリーグとリーグ1の両方を経験しており、何しろUEFAヨーロッパリーグは終盤戦、相手もそれほど弱くはないだろう。 リーグ1での直近2連敗はエールディヴィジの後であり、パリは最近マルセイユに勝っているチームの一つではあるが、マルセイユの調子に関わらず勝つ可能性は高いが、見たところマルセイユに勝ち点を拾うチャンスがないわけでもないようだ。

マルセイユは先週、UEFAヨーロッパリーグのフェイエノールト戦の2日後にロリアンに移動しなければならなかったため、疲労がピークに達したが、幸運にもフェイエノールト戦では少し我慢して、週末のリーグ戦に勝利することができた。 ロリアンはまだ降格の危機にあるため、マルセイユに対してあまり保守的ではなかった。そのためマルセイユはより多くのスペースを攻撃することができ、リヨンに負けたときの得失点差を取り戻すことができたのである。 残り2戦、アトレティコは勝ち点を獲得するだけでなく、モナコやレンヌに対して得失点差がないため、得失点差にも気を配らなければならない。
このラウンドで体調があまり良くないのは、3日前にバイをとったばかりのレンヌになる。 レンヌもモナコ、ストラスブールと強豪相手に敗れ、シーズン終盤で調子を落としているため、アウェーでのマルセイユの勝利に期待したい。