パリサンジェルマンが早くもタイトルを獲得したが、欧州予選の出場権や昇格プレーオフの勝者など、最終戦では多くのサスペンスフルな問題が完全に解決されることはない。
欧州の出場権配分のルールでは、リーグ1の準優勝チームは来季のチャンピオンズリーグ本戦にも直接出場でき、3位は予選ラウンドに回ることになる。 リーグ4位とフランスカップ優勝チームはヨーロッパリーグ、5位はUEFAヨーロッパリーグに出場する。 クープ・ドゥ・フランスを制したのは中堅のナントのみで、リーグアンの6位はすでに来季の欧州大会出場を逃すことが確実視されている。
最も注目すべきは、もちろんチャンピオンズリーグ出場権である。 この2ヶ月で9勝という驚異的な連勝で、ほとんど脱落していたモナコがトップ3に急浮上し、前節でマルセイユが敗れたことに乗じて準優勝の座を占めたのである。 マルセイユとは勝ち点68で並んでいるが、得失点差は25でマルセイユより4多い。 しかし、4位のレンヌは勝ち点3少ないものの、得失点差は42と、その地位は安泰ではない。 リーグアンの順位表では得失点差が優先され、最終戦でモナコとマルセイユが負ければ、レンヌは勝利して優勝することができる。
もちろん、モナコとマルセイユにとっては、最終戦の引き分けは最低限必要なことだ。 もちろん、準優勝チームがチャンピオンズリーグ本戦に直接出場できること、予選でのサプライズを回避できることを考えれば、この準優勝の座はまだまだ可能性があると言える。 決勝戦では、モナコが7位のランス、マルセイユが5位のストラスブールと、いずれも難敵を相手にする。